池田が、予選突破！石川と片山は予選落ち　マスターズ

マスターズ・トーナメント第２日（９日、米ジョージア州、オーガスタ・ナショナルＧＣ＝７４３５ヤード、パー７２）第２ラウンドが行われ、３２位スタートの石川遼は後半崩れて通算４オーバー、４９位タイとなり、予選通過はならなかった。

前半を１バーディ１ボギーのイーブンパーでまとめた石川遼は、１０番、１１番で連続ボギー。１３番ロングでバーディーを奪ったもののその後スコアを落とした。最終１８番でのパーパットを決めれば予選通過が濃厚だったもののこれを左に外し、２年連続の予選落ちが決まった。

石川は、「最後の方はボロボロで自分でもどうして良いかわからなかった。カップをオーバーさせて返しを決める自分のプレースタイルが出来なくなってしまった。去年とは違う緊張感。この内容で予選を通る方がおかしい」と自嘲気味に語った。「20歳でマスターズ優勝」を目標に掲げる18歳は、来年この場所でのリベンジを胸に会場を後にした。

一方、池田勇太は、立ち上がりの3番でバーディを奪う幸先の良い滑り出し。しかし5番、7番でボギーを叩き、前半は2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返すことに。

オーガスタの魔物が牙を剥いたのは後半。10番パー4で右のガードバンカーから1回で脱出できずにダブルボギーを叩いた池田は、続く11番でもボギー。13番パー5でバーディを奪ったものの、トーナメントリーダーのリー・ウェストウッド（英）もダブルボギーを叩いた難易度の高い14番パー4で3メートルのパーパットを外すと、まさかの4パットでトリプルボギー。一気にスコアを落とし、5オーバー77でホールアウト。

この時点で予選カットラインが通算2オーバーだったため、決勝ラウンド進出はお預けかと思われた。だが硬いグリーンと難コンディションに後続のスコアが伸びず、通算3オーバーはカットラインぎりぎりの40位タイ。初出場での予選突破が確定した。

首位にはイアン・ポールターとリー・ウエストウッド（ともに英国）が８アンダーで並んでいる。タイガー・ウッズ（英国）は２つスコアを伸ばし通算６アンダーの３位タイ。片山晋呉は、終始いいところなく、８オーバーで７７位タイに終わり予選落ちした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100410-00000502-sanspo-golf

やはりオーガスタには魔物がいて、選手を飲み込んでいく。その餌食になってしまった日本の侍達･･･でも、いつかは見れるだろう！最終日の最終組、最終ホールでリーディングボードのトップに日本人の名前があるところを･･･それを期待しつつ･･･