藍、Ｖなら世界ランク１位確実！…サロンパス杯

前週の米女子プロゴルフツアー、トレスマリアス選手権で今季３勝目を挙げた宮里藍（２４）＝サントリー＝が４日、成田空港着の航空機で凱旋帰国した。

３日付の世界ランクで自己最高に並ぶ３位に浮上。６日に開幕する国内メジャー第１戦、ワールドレディス・サロンパスカップ（茨城ＧＣ西Ｃ、報知新聞社後援）では、予選ラウンドで同組になった同４位の曽雅ニ（ヤニ・ツェン＝台湾）とともに、優勝なら１位にランクされる。史上９人目のメジャー３冠で“世界一決戦”を制する。

尊敬する親友が３年間守り続けた世界一の称号を継ぐ。黒のレギンスにデニムのショートパンツをはき緑のジャージーを着て日本に降り立った藍は「１位は最終的な目標ではある。いつトップに立てるかは分からないけど、今のゴルフをやっていけば遠い話じゃない」と力強く言い切った。

ロレーナ・オチョアの引退試合となったトレスマリアス選手権。ウイニングボールとともに感謝の気持ちを伝え、泣いた。オチョアは同試合後、ランク２位に陥落したとはいえ、０７年４月から１５８週１位を守った。「昨年ロレーナがプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのトロフィーを掲げているのを見て、自分も目指したいと思った」。優勝すれば、現在１位で今週試合がない申との０・１８差は逆転可能だ。

この日発表になった予選ラウンドの組み合わせで曽、モーガン・プレッセル（米国）と同組になり「アメリカにいるような感じでプレーできる。話も盛り上がると思う」と歓迎した。同ランク４位の曽も勝てばトップ浮上の可能性があり、まさに茨城が「世界一決戦」の場となる。

５年ぶりの出場で０８年のメジャー昇格後は初参戦の藍は、スポンサー契約を結ぶ久光製薬が特別協賛とあり「コースも初めてだけど、ホステスプロとして頑張りたい」と誓った。０５年に日本女子オープン、０６年に日本女子プロを制しており、史上９人目のメジャー３冠で恩返しする。

試合翌日の午前４時半にホテルを出て空港へ向かい、この日午後５時前に帰国。５日早朝からプロアマ戦に臨む。「調整する時間は１日しかないけど、自分らしいプレーがしたい」。凱旋を見ようと大会最多の観衆３万人超えも予想される。強行日程に負けず、日本のゴールデンウイークを藍ウイークに変える。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000248-sph-golf

そう簡単には勝たせてもらえないと思うが、やはり期待してしまいます･･･