平塚が首位、石川は３年連続予選落ち　男子ゴルフ第２日

男子ゴルフの日本プロ選手権日清杯（長崎・パサージュ琴海アイランドＧＣ＝７０６０ヤード、パー７０）は第２日の１４日、スコアを六つ伸ばした平塚哲二が通算８アンダーで首位浮上。３打差の２位に岩田寛、さらに１打差で片山晋呉、高山忠洋、金庚泰（韓国）が続く。昨年大会優勝の池田勇太は通算１アンダーの１３位タイ。

前日１アンダーだった石川遼は１３番のパー５でトリプルボギーをたたくなど大崩れし、通算７オーバー８０位タイで予選落ちした。決勝ラウンドには、通算４オーバー５５位タイまでの６０人が進んだ。　

最後まで爆発力は見せられなかった。ＯＢ３発に、国内ツアーではプロ転向後初となるノーバーディーと精彩を欠いた石川。大乱調で、史上最年少のメジャー制覇はならなかった。

「ティーショットが安定しないと戦っていけないコース」で、生命線のドライバーが不調だった。右へ左へ曲がってラフに入ると、２打目も寄せられない。３番は１打目を大きく左に曲げ、急斜面から２オンを狙ったが左へＯＢでダブルボギー。しかも、「（ラフが続くと）手に伝わる感触も変わってくるので、タイミングやリズムにも影響が出てくる」のがやっかいだ。

決定的だったのは、１３番のロング。予選カットラインが気になり、残り２６０ヤードの２打目で、右のセミラフから「イーグルかバーディーが欲しい状況。打ち急いでしまった」。グリーン左手前のがけ越えの危険を冒してピン方向を狙ったが届かずＯＢ。打ち直しも同じところへ消え、痛恨のトリプルボギーとなった。

１日でＯＢ３発は「（最後が）いつだったか覚えてない。小２、３のころかな」と苦笑いの石川。最年少で賞金王に輝き、２週前にはツアー史上最少スコアの５８をマークするなど周囲を驚かせ続ける１８歳も、この大会は３年連続の予選落ち。「本当にまだまだだなと思った。実力不足を痛感した」。また一つ、大きな経験をした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000019-maip-golf

昨日とは打って変わって大乱調の石川遼･･･流石に2連発OBを見たときには、某を鏡で見ているようでした･･･(汗