李知姫が単独首位スタート、飯島茜ら追う

ゴルフのスタンレー・レディース第１日（１６日、静岡・東名ＣＣ＝６５４２ヤード、パー７２）が行われ、李知姫（韓国）が６バーディー、１ボギーの６７で回り、５アンダーで単独首位スタート。

２打差の２位に飯島茜、福嶋晃子、笠りつ子ら５人がつけ、さらに１打差の７位にアマの香妻琴乃（宮崎・日章学園高３年）ら８人が続いた。

諸見里しのぶは１アンダーの１５位。５月に遅延プレーの裁定に対する不服で試合を途中棄権、その反省から出場自粛していた三塚優子が２カ月ぶりにツアー復帰し、昨年優勝の有村智恵らとともに１オーバーで３５位だった。

復帰戦の第１ラウンドを終えた三塚は「試合に出られることが新鮮。待ちに待った日。緊張はぜんぜんなかった」と笑顔を見せた。

５月のワールド・サロンパス・カップで、遅延プレーによる２罰打を不服として途中棄権。協会から罰金２００万円や新人セミナー受講の処分を科され、自主的にツアーを欠場していた。２カ月ぶりにコースに戻ってきたこの日。久々の実戦は後半スコアを落として２バーディー、３ボギーの３５位となった。

「不安的中です。試合勘が戻ってこない。距離感もつかめない」と言いながらも、「試合に出ていることがうれしい」と三塚。「拍手が来ないんじゃないかと思っていた」そうだが、ギャラリーからは温かい拍手と声援をもらい、「力になりました」と感謝していた。

１５位発進となった諸見里は「私の中では６６、６５で回っている内容だったのに」と、１アンダーの７１に悔しそう。スタートの１番でいきなりバーディーを奪ったが、その後は惜しいバーディーパットを何度も外し、すべてパー。この日が２４歳の誕生日。

首位スタートとはいかなかったが、「フィーリングはいいので、明日につながる。体調もいい」と巻き返しを誓っていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100716-00000057-mai-golf