石川を始めとした日本勢は総崩れ･･･　全米プロ選手権・第1日

「全米プロ選手権・第1日」（12日、ウィスリングストレーツ・コース）

石川遼はメジャー初日最悪の76、4オーバーからの苦しいスタートとなった。練習ラウンドよりも強い風に翻ろうされ、序盤の12、13番で連続ボギー。

15番も第１打を左ラフに入れてスコアを落とし、18番ではバンカーからの第２打がアゴに当たりダブルボギー。前半は41をたたいた。

「18番のダボで吹っ切れた。というか、吹っ切れざるを得ない状況だった」。後半は2バーディー、1ボギーでホールアウト。日没サスペンデッドとなり、暫定130位。第2ラウンドは予選突破がかかる。

ホールアウトした日本人では、藤田寛之と平塚哲二がともに2オーバーだった。暫定96位で、藤田は「微妙ですね。本当はアンダーでいける内容だった」と復調を喜びつつもスコアには不満げ。

平塚は「アンダーパーで回る雰囲気があるけど、（コースは）なかなか難しい。ついピンの方を攻めてしまった」と反省していた。

日没サスペンデッドで、日本勢は池田勇太と小田孔明が競技を終えられなかった。池田は午後4時45分にやっとティーオフ。10ホールを終えてすべてパーのイーブンだった。「いいゴルフ。ティーショットはボチボチで、アイアンは切れているし、パットは先週に引き続いていい」。

一方、小田は出だし10番でボギー後、11番ではトリプルボギーをたたいたが、その後は3バーディーも奪い「11番以外は悪くない」。5番はカラーから16メートルを沈めバーディー。14ホール終了で3オーバーだった。

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