逆転賞金王を狙う石川遼＆藤田寛之が猛チャージ！

今日の石川遼は前半、怒涛のバーディーラッシュで一気にトップに上り詰めてそのままいくかと思えば、後半はブレーキがかかったように我慢のゴルフ。最終ホールも3パットとして明日の最終ラウンドに不安を残すこととなった。

今日はムービングサタデーというだけあって石川遼だけではなく他の選手でもビックスコア続出！その中でも藤田寛之が爆発！今日だけで9アンダー！この調子を保てるかが勝負！

明日の最終日も目が離せない。今日の試合結果は、下記のニュースでどうぞ。

＜三井住友VISA太平洋マスターズ　3日目＞◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)

国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズ（静岡・太平洋クラブ御殿場コース）は13日に第3ラウンドを終了。通算イーブンパー18位タイからスタートした藤田寛之が10バーディ、1ボギーの9アンダー63でラウンド。

7つスコアを伸ばした石川遼と通算9アンダーに並び、トップに浮上した。1打差に6アンダー66でプレーした甲斐慎太郎がつけ、ブレンダン・ジョーンズ（豪）と上井邦浩が通算7アンダー4位タイに続いている。

現在賞金ランキング3位の藤田だが、同ランク首位の金庚泰（韓）とは約4,600万円の開きがある。先日、用具契約先の新商品発表会に現れた際にも「賞金王はもう今年は諦めました」と話していた。

だがそんな言葉とは裏腹に、この日は3番でまず最初のバーディを奪うと、6番から4連続バーディ奪取。後半に入り10番をボギーとするも、その後再び5つのバーディを積み上げ9アンダー63をマーク。前日の18位タイから一気にリーダーボードを駆け上がった。

一方、賞金ランク2位につける石川も気を吐いた。「大好き」と語るコースでの戦いにも、予選ラウンドでは結果に結び付けられていなかった石川だが、第3ラウンドは前半だけで6つスコアを伸すチャージを披露。

ここ御殿場で自身ベストの7アンダー65で回り通算9アンダーで首位タイに浮上、大会初制覇に王手をかけた。

「前半からアプローチとパット等のショートゲームが上手くいったが、ショットはまだまだ。明日はもっとショットを修正していきたい」と好スコアにも気を引き締めて最終日を最終組で迎える。

尚、前日トップタイの今田竜二はダブルボギーを叩くなどスコアを崩し、2オーバー74で通算4アンダー8位タイへ後退している。

【3日目の結果】
1位T：藤田寛之(-9)
1位T：石川遼(-9)
3位：甲斐慎太郎(-8)
4位T：ブレンダン・ジョーンズ(-7)
4位T：上井邦浩(-7)
6位T：室田淳(-5)
6位T：宮本勝昌(-5)
8位T：谷口徹(-4)
8位T：伊藤誠道(-4)※アマチュア
8位T：白佳和(-4)
8位T：今田竜二(-4)
12位T：金庚泰(キム・キョンテ)(-3)他3名

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000004-alba-golf